足病変リスクの分類


病棟勤務の看護師です。
前回からの続きで足病変リスク分類方法について書きます。
前回は足を「見る・聞く・触る」観察と、タッチテスト・アルミ音叉で検査しました。
その結果をどのように評価すればよいでしょうか。
5)Scottish Care Information-Diabetes Collaboration ulcer risk scoreのリスク分類
(1)高リスク
・足潰瘍・切断の既往がある患者さん
・足背動脈・後脛骨動脈の拍動が触れない患者さん または
モノヒィラメント5.07でのタッチテストで感知しない
・上記の1つと胼胝または変形がある患者さん
いずれかに当てはまれば高リスクです。
(2)中リスク
・両足の足背動脈・後脛骨動脈の拍動が触れない患者さん
・モノヒィラメント5.07でのタッチテストで感知しない患者さん
・足の変形がある患者さん
・足を自分で見て、ケアできない患者さん
いずれかに当てはまれば中リスクです。
(3)低リスク
・両足の足背動脈・後脛骨動脈足の拍動が少なくとも片方にあり、
モノヒィラメント5.07でのタッチテストで感知正常である患者さん
・足の変形がなく、視力障害がない患者さん
上記に当てはまれば低リスクです。
3.足病変リスクに応じた足の定期診察・指導
足潰瘍や壊疽がある場合は専門医の診察と治療を受けます。
高リスクの場合は、糖尿病コントロールと足の定期診察が必要です。
フットケア指導は1〜3ヶ月に1回の頻度で受けるように説明します。
中リスクの場合は、糖尿病コントロール
フットケア指導は6ヶ月に1回の頻度で受けるように説明します。
外来での定期診察時に医師と共に足の観察をするとよいでしょう。




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