爪白癬と巻き爪のケア


病棟勤務の看護師です。
前回からの続きでフットケアの実際について書きます。
3.爪切り
(1)爪白癬
・爪白癬で肥厚すると、木の根のように変形し靴が履けなくなる人もいます。
自己流に爪を切り、表面がボロボロに剥がるケースもあり危険です。
・皮膚科受診して爪白癬の治療と、処置法の指導を受けましょう。
抗真菌薬の内服が効果的ですが肝機能障害が起こらないように血液検査で確認する
必要があります。また、内服と併せて外用薬を使用し、治癒までに3〜6か月程度
要すると言われています。
・応急処置として、爪ヤスリで少しずつ削る方法がありますが、視力障害がある場合
などは深爪・斜め切りの危険があるため自己処理はいけません。
・爪ヤスリの使用方法は、45度の角度で引きながら削ります。
(2)陥入爪
・巻き爪とも言います。
・症状が重く、疼痛・炎症がある場合は、早期に医師の診察を受けることが大切です。
・症状が軽いものは、巻き爪用ゾンデで角を削ります。
・深爪の場合はスクエアカットできるまで爪をのばします。
・足先が圧迫されない靴を履くことを勧めます。
・コットンテクニックといって、皮膚にかかる圧を軽減するために陥入部位に少量の
綿を挿入して持ち上げテープで固定する方法があります。1日1回交換し、清潔を保ちます。
いずれもセルフケアが可能なのか、サポートできるご家族がいるのかによって
対処法が変わりますので適切に査定します。




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